後期研修
総合内科
General medicine
総合内科 後期研修プログラム (ローテートコース)
1 研修概要
■本研修プログラムにおいては、内科系診療科を広くまわることにて、より多くの疾病・症例に接し、内科全般の知識、診断・治療能力を深め、日本内科学会認定医の資格取得を目指す。
■3年間の研修期間全般にわたって、研修医を含む後輩医師に対する教育・指導(屋根瓦方式)も行い、将来指導医となるための修練をつむ。
2 コース概要
1年間の総合内科研修プログラムと循環器科、消化器科、呼吸器科などの各科プログラムを組み合わせる。
3 取得資格
■日本内科学会認定医
■日本内科学会総合内科専門医
4 目標
■研修プログラムにおいては、内科系診療科を広くまわることにより、より多くの疾病・症例に接することで内科全般の知識・診断・治療能力を深める。
■内科全般についての広い知識と技能を備えた内科専門医として、内科臨床における初療・各専門医への連携を円滑に行うとともに、他診療科からのコンサルテーションに対して適切な内科診療の対応が行える高い臨床能力を身につける関連疾患を有する他科疾患の患者に、専門医としてコンサルトできること。
①内科疾患の初療能力:内科疾患について的確な初期診断・処置を行い、必要に応じて適切に専門医にコンサルテーションする。又、引き継ぎが出来ること。
②具体的に以下に例示する
1)脳循環・高血圧:神経所見や画像検査、脳血管疾患、高血圧
2)腎臓病:水・電解質、酸塩基平衡異常、腎炎、腎不全、ネフローゼ、透析療法
3)糖尿病:糖尿病の診断・治療・患者教育
4)糖尿病以外の代謝・内分泌疾患:ホルモン機能検査、各種ホルモン・代謝異常症、メタボリック症候群の診断・治療
5)呼吸器疾患:肺癌、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患などの診断・治療
5 取得手技
■内科全般の基本手技
本人の意向に沿いながら、内視鏡やエコー検査などを行う。
6 研修期間
■3年間
7 研修全体のスケジュール
■一般内科を中心にして、循環器科、消化器科、呼吸器科および腎・透析を通年で並行して研修する。
■ICUをローテート研修(約6ヶ月)する。
■外来診療は、初診対応外来、退院後の患者の経観外来、本人の意向に沿いながら関連診療科の外来や訪問診療など。
8 施設外での研修
■当院にて不充分な領域については、他の専門施設における研修も積極的に行う。
(本人の意向を研修責任者が聴取し、相談にて決定する)
9 施設認定
■日本内科学会教育病院
■日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
■日本急性血液浄化学会認定指定施設
■日本消化器病学会関連施設