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初期研修

指導医からのメッセージ

 沖縄協同病院では2年間の卒後臨床研修を提供していますが、その目標は、基本的診療能力を身につけることであり、グローバルスタンダードでエビデンスに基づいた医療を患者に提供することを重視しています。当院の研修スタイルは1980年代半ばよりスパーローテート方式の研修を取り入れ、新医師臨床研修開始後も受け継がれています。

 現在は急性期病院として救急車搬入年間4000件を越える地域の中核病院として、地域医療を支える病院となり忙しくなりましたが、当院では疾患のみに捉われるのではなく、全人的医療の視点で患者様の生活背景、社会背景にも気を配り、患者様を”一人の人間”として捉える研修を重視します。また、患者様、地域住民がどのような医療を求めているのかを考えられる医師の育成を目指しています。この精神は最初の1978年の研修医受け入れから変わることなく当院の宝となり、多くの研修医に受け継がれています。

​ ​2​年間で基礎的診療能力はもちろん、技術的にも人間的にも大きく成長することを期待しています。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

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