後期研修
リハビリテーション科
Rehabilitation
リハビリテーション科 後期研修プログラム
1 研修目標
リハビリテーション医学の基礎知識を学び、医学的根拠に基づきリハビリテーションを計画し、患者さんのQOLの向上の手助けをしていきます。
リハビリテーション科専門医の取得を目指します。
2 後期研修医の役割
他職種と連携をとりながら、チームの一員としてリハビリテーション医療を行っていきます。
3 研修期間
■基本的に3年間を後期研修期間とします。
【1〜2年目】
■プログラム
リハビリテーション医学の全般的な知識を学び、障害について理解し、関節可動域検査、徒手筋力検査、知覚検査等の評価ができるようにします。
リハビリテーション処方箋を作成し、定期的にカンファレンスを行い、リハビリテーションの進行を管理することができるようにします。
リハビリテーション科の入院の主治医となり診療していきます。
嚥下機能検査、義肢装具の処方、高次脳機能評価が実施できるようにします。
年1〜2回の学会発表と2年間で1編の論文作成。
【3年目】
■プログラム
脳卒中、整形外科、呼吸器、循環器の各分野のリハビリテーション医療の専門的な知識を学びます。
または他院でリハビリテーションの専門研修を行います(電気診断学等の知識を学ぶ)。 研修先・期間は相談の上、決定します。
4 専門医認定基準
(1)医師免許取得後5年以上及び本医学会加入後3年以上を経過していること。
(2)本医学会の定めた専門医制度卒後研修カリキュラムに基づき本医学会が認定する研修施設において3年以上の研修を行ったものであること 。
(3)本医学会における主演者の学会抄録2篇を有すること。
(4)前号(3)の2篇のうち1篇は、本医学会地方会における会誌掲載の学会抄 録または地方会発行の発表証明書をもってこれに代えることができる。
(5)自らリハビリテーション医療を担当した30症例の症例報告を提出すること。
(6)自らリハビリテーション医療を担当した100症例のリストを提出すること。
5 指導医
奥村 須江子 日本リハビリテーション医学会専門医
6 施設認定
■日本リハビリテーション医学会研修施設