千鳥橋病院(福岡)に行ってきました!
2年目研修医のK・Cです。研修医1年目の3月、私は福岡・佐賀民医連の千鳥橋病院で研修を行いました。
沖縄協同病院の研修プログラムでは、院外選択が2回(2ヶ月間)与えられます。そのうちの1回は九州・沖縄の民医連加盟事業所で研修を行うことができます。私もしっかりこの民医連病院の強みを利用して県外進出を試みました。
千鳥橋病院は日本初のHPH(ヘルスプロモーションホスピタル)認定病院です。これに関しては私はざっくり「地域の健康を守るだけではなく、地域を健康にしていく!」という病院だと思っています。
↓食堂の日替わり定食も健康的(^∇^)↓毎日本当に美味しかった。
学生時代になぜかクリクラの選択が呼吸器内科になったあの日から、呼吸器内科に縁を感じていました。そんな地域密着型の病院で、患者さんとも長い付き合いになりがちな呼吸器内科でどんな診療が行われているのか…そんな期待をもって呼吸器内科を1ヶ月研修させていただきました。
<呼吸器内科研修スケジュール>
・週に一度のブロンコ(気管支ファイバースコープ)
・総合内科との合同カンファレンス
・病棟カンファレンス
総合内科との合同カンファレンスはとても勉強になりました。カンファといえば眠くなるイメージが強いですが、複数の内科専門医が集うカンファは多方面からの意見をもらえて本当に勉強になります。
初ブロンコもぎこちないながらも自力で声門を越えられるくらいには成長しました。
病棟カンファレンスでは多職種で入院患者さんの方針を決めるので、「これはどうすれば…???」という悩みを一人で抱え込まずにすみました。
千鳥橋病院は沖縄協同病院と比較したとき、内科の専門科の幅が広いと思います。また、やはり地域との距離感も密接に感じました。民医連ではお馴染みの無料低額診療事業を行っているのは、福岡市内では千鳥橋病院とあと1つの病院しかないので、様々な社会背景を持った患者さんも多いと思います。
(研修中に一度、経済的事情で治療開始が遅れた「手遅れ事例」のカンファに参加させていただく機会もありました。)
そのため…
①沖縄協同病院にはない内科の診療科を学んでみたい人
②とにかく内科の知識を深めたい人
③都市部の地域医療・地域連携に触れたい人
上記に当てはまる人はぜひ院外研修は千鳥橋病院をご検討ください!
最後に、私はこの呼吸器内科の研修で患者さんにも先生方・他職種の方にもいつも励まされる気持ちになっていました。目標としたい医師像も再度確立できた気がします。
引っ込み思案で人見知りでも、少しでもチャレンジ精神があれば暖かく迎えてもらえる病院だと感じました。
県外研修は寒かったり、土地勘がなくてホームシックになったり、寂しい気持ちになることもありましたが(笑)今は本当に行って良かったと思っています。
今はコロナ禍で気をつけながらではありますが、研修中には福岡の美味しい食べ物を楽しむこともできます!
これから研修医になる皆さんもぜひ、希望があれば外へ羽ばたいてみてくださーい(^∇^)
■院内報告会スライド↓↓↓
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